りはびぃ2

寝溜めが出来たらいいのになあと思うのは、私だけではありますまい。
十秒チャージ、二時間キープ。そんな効率的な睡眠が可能になれば、我々は生まれた時間を有効活用しさらなる高みへと駆け上がることが出来るのではないでしょうか?
ゼリーよりも甘い、寝言です。夢の様な話です。
寝言は寝て言いたい。
しかし困ったことに眠れません。嗚呼、壊すことは簡単なのに作りなおすことは難しい、生活リズムとはなんと厄介な代物なのでしょう。まるで恋のようですね。故意に恋するお年ごろです。恋煩いをこいわずらいと分解し、恋わズラいと書き直すと恋愛というモノの深奥にたどり着いたような、そんな錯覚に陥りませんか?

それは人を欺き、己を変革する。
――欺瞞に満ちた、黒き森(シュヴァルツ・ヴァルト)。

カツラのことです。
厨ニテイストに彩られた、かつらを着用するおっさんの物語。
リリカルマジカル…始まります。

<始まらない>