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ここしばらくは読書もせず、「ディエス・イレ」ばかりやっておりました。いや本当は蟹工船読んでたんだけど途中で投げちゃったのよね……。
というわけで以下いつものようにディエスの感想。


ハッタリにハッタリを重ねた戦闘描写に、息もつかせず押しよせてくる展開、魅力的なキャラクターと、非常に楽しい作品でした。
特にキャラクターは、ほとんどがそのルーツを語られたんじゃないだろうか。詳細に語られなかったのはヨハンとシュピーネくらい? おかげでハイドリヒ卿の如く、すべてのキャラを愛さずにはいられなくなってしまいました。あ、シュピーネさんは完全にネタ的な意味なんだけどね!
ただ残念だったのは、ヒロインが“ヒロインとしての魅力”に欠けてたところかなあ。思わずその子よりの選択肢を選んでしまうような、そんなヒロインがいなかったように思う。
そんな僕の好きなルートはマリィルート。最初から最後まで熱い展開で非常に良かった。先輩ルートの最終決戦も好きだけど、蓮タンと一緒に置いてけぼりくらった感があったのだわ……。

不満だったのは、大団円な終わりがなかったこと。先輩ルートがそれに当たるんだろうけど、正直ハッピーエンドとは言い難い。マリィルートで語られてた打ち上げみたいな終わりが欲しかったなあ。っていうかマリィもその場にいる幸せな結末を俺に!「アナザー書け」 ㌧!


あの、ところでザミエル卿のエロシーンが見当たらないんですけど……